まず、社長の経歴と保険プラザの特徴を教えてください。
平成元年に旧AIU保険に研修生として入りましたので、保険の業界に入って30年以上になります。
その後保険代理店として独立し、2008年12月に保険プラザを設立しました。
弊社の特徴の1つは、法人向けの商品を多く取り扱っている点です。
特徴の2つ目は、情報の発信力です。新しい保険商品の情報をスピーディにお客様にお届けするだけでなく、労務問題に関するセミナーや安全運転の講習会を主催するなど積極的に情報提供を行っています。
特徴の3つ目として、保険は大きく分けると損害保険、生命保険に分類されますが、どちらにも専門のスタッフが在籍しているのも大規模代理店ならではの強みだと思います。
最近の保険業界の状況を教えてください。
2016年5月には改正保険業法が施行され業界は大きく変化しようとしています。
最近は保険代理店同士のM&Aの動きが加速しています。
まさに変化の波の真っただ中に身を置いていると言ってよいでしょう。
だからこそ、数年先を見据えて態勢整備を進めていかなければならないと思っています。
態勢整備を進めると、その分だけ募集人に負荷がかかります。
会社としてはより仕事がしやすい環境を整えるためにもシステムの導入などIT化を進める必要があります。
保険プラザが求める人材はどのような人でしょうか?
真面目で、一生懸命に仕事に取り組んでくれる人ですね。
私は社員に「仕事は楽しく!面白く!そして儲かろう!」と言ってます。
毎日がおもしろくなければ、仕事を長く続けるのは難しいからです。
仕事を楽しむためには、人から言われたことばかりやるのではなく、自分で考えて動くことが必要だと思います。
自分で考えて動く。おもしろそうだと思ったからやる。そういう姿勢が必要だと思っています。
チャレンジには失敗はつきものです。
真面目に一生懸命取り組んだ結果、失敗してしまうのは仕方ないと思います。少しくらいの失敗なら会社は潰れません。
失敗を恐れず、お客様のためにどんなことをしたいか考え実行してほしいと思っています。
ただ勘違いしてほしくないのは、「楽して儲かろう」ではないということです。
「楽しい」と「楽」は、使っている漢字は同じでも意味は全く違います。
高校野球を見て感動するのはなぜでしょうか?それは高校球児が真面目に一生懸命野球に取り組んでいるからです。
練習もせず楽して試合しても誰も感動してくれません。それと同じです。
真面目に一生懸命仕事に取り組めば、結果はおのずと付いてくるものだと思っています。
社長が仕事で大切にしていることはなんでしょうか?
「損得を考えない」ということですね。
弊社の行動指針の一つに、「GIVE! GIVE! GIVE!」というものがあります。
「ギブ・アンド・テイク」ではなく「GIVE! GIVE! GIVE!」、つまり「与え続ける」ということです。
人間関係でも仕事でも、人はつい損得を考えてしまいます。
しかし損得を考えると、「自分はこれだけのことをしてあげたのに、なぜ相手は何もしてくれないのだろう」と感じてしまいます。
だから私は社員に「ギブ・アンド・テイクじゃないよ。損得じゃないよ」ということをよく言っているんです。
「GIVE! GIVE! GIVE」でいい。常に与えることを考えるということです。
私はGIVEを続けていれば、いつか必ず自分に返ってくると思っています。もしかすると自分が死ぬ間際かもしれませんが、それでも構わないので与え続ける。
すぐに見返りがなくても、「いつか返ってくるだろう」と考えれば気持ちも楽になります。
物事の判断を損得ではなく、「お客様のためになるかどうか」という基準で考えることができることが一番大切なことだと思っています。
保険プラザで働きたいと思っている人にメッセージをお願いします。
ありがたいことに、うちに入った方は長く務めてくれることが多いです。
だから面接のときには「うちに来る限りはずっとうちで仕事をしてもらうつもりで仕事をしてほしい。そのつもりで採用している。」と伝えています。
私は、うちの会社に関わった人みんなが幸せになってほしいと常に思っています。
いつかうちを辞めるときには、「保険プラザでよかった」と思ってもらいたい。
かつて在籍していた人と電話で話すこともよくありますが、みんな保険プラザでよかった!と言ってくれるので、やってきたことは間違ってなかったと思っています。
これからどんな会社にしたいと考えていますか?
仲間を増やして会社を大きくしていきたいという気持ちはあります。
しかしそれ以上に、「強い会社にしたい」という思いです。
10年後、20年後、30年後に存続できる会社。
働く皆がいつまでも安心して働ける会社。
そのためには時代の変化を感じ取り適応していくこと、お客様のために何ができるか考え実行していくこと、お客様からの信頼を得る会社にすることが大切です。